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「ママ、見て。 なかよし。」


いつも行く、児童センターの工作の日。
吉良町出身の岩井俊雄さんの「いわいさんちのリベットくん」を作りました。

岩井さんのリベットくんは、NHKの番組「いないいないばあ」のオープニングでも有名です。

ゆうきも大好き!しかもオットも岩井さんファン。



みんな喜ぶわー!と母ちゃん、はりきったねぇ~。
が、しかしっ!
ゆうきが色塗りできるはずもなく、
ペンギンさんが違う物になっていく。
必死で線のところで切って行くもののなかなかできない。

ゆうきは、じっとしていられず、一人で遊びに行ってしまうものの
遠くで大泣きしている声が聞こえてくる。

周りの方は、次々完成されて、子どもたちも喜んで遊んでるし。

そんな、こんなで、やっと完成したリベットくん。


家に帰って、
「ママ、見て。 なかよし。」と、
ゆうきがママペンギンと子どもペンギンをくっつけて持ってきた。

がんばって作ってよかった~。

「持ってく。」

「行ってきます。」と、
ゆうきが、帽子をしっかりかぶり、(帽子嫌いなのに)
本棚から文庫本1冊抱えて、私に手を振った。

(ちなみに、文庫本は、田口ランディさんの『富士山』←オットの本)

確かに、今からいつもの児童センターに行くんだけど。

さすがに、靴は自分ではけないので、はかせてあげながら、
「本を持ってると、遊べないから置いて行ったら?」と言ってみたけど
「持ってく。」とひとこと。

車の後ろのチャイルドシートに座らせると、本を開いていかにも読んでる感じだったけど、
本が上下逆さまだったので、逆に、ほっとした。

その日、2回目のお出かけ。夕食のお買い物。
ゆうきに、行こうと、声を掛けたら、またも同じスタイルに。

このスタイルもその日だけだった。

うーん。わからん。

「お月さま、お月さま!」

「今日は、お月さんがきれいだよ。」
ばあちゃんの言葉に、ゆうきが外へ飛び出した。

それから、夜空に皓々と輝くお月さんを見つけると
「お月さま、お月さま!」と叫びながら、指さし、お月さまに向かって走り出したのだ。

その後ろ姿は、清心そのものに見える。

そういえば、以前に、(かなり前、独身時代)
「名月をとってくれろと泣く子かな」という小林一茶の句を読んだとき、
自分でも、なんでかわからないくらい号泣した。
それだけ、すさんでたからだと思う。


ゆうきの「お月さま好き」は、「おつきさま、こんばんは」という絵本を読んだ時から。
いつも行く児童センターで、必ず自分で探し出して見てました。
その頃は、「おつきさま」もちゃんと言えなくて、
「こんばんは」は、「こんばんば」でした。

今は、「ママ、お月さまだよ。」と
昼間の白いお月さんまでも、見つけて教えてくれます。


今日もいっしょに、お月さま、見ようね。